産業医とは
産業医とは
1. より快適な職場環境を形成するために産業現場において産業医学を実践する医師です。
2. 労働安全衛生法では、常時50名以上の労働者を使用する事業場において、事業者に産業医の選任を義務付けています。また、1,000名以上、ないしは有害業務に500名以上の労働者が従事する事業場では、専属の産業医が選任されることになっています。このように、産業医は法令により、働く人々の健康を支えることを主業務とする医師です。
3. 現在、わが国が本格的な少子高齢化時代を迎えている中、働く人々の就業形態が多様化し、労働条件や職場環境も著しく変化しており、「社会の活力の基盤である働く人々の健康確保」は益々重要になり、産業医に対する期待や果たすべき役割は一段と大きくなっています。
産業医学とは
- 予防を重視した21世紀の新しい医学
- 働く人々の健康保持・増進を実践
科学技術の進歩や産業の発展に伴う環境の変化が、働く人々の健康に与える影響を解明し、予防医学・治療医学に加え、健康増進まで一貫した体系として取り組む新しい医学です。
産業医の役割と仕事
- 職場巡視
- 衛生委員会への参加・指導
- 作業環境による健康リスクの評価と改善
- 健康診断と事後措置
- 健康教育・労働衛生教育